業務用エアコン取付け工事完了後、追加料金が発生する場合があります。予定していたよりも取り付け条件が大きく違っていたり、現場で新たな要望を加えることで発生しがちなので、事前に確認しておくのが大切です。中でも業務用エアコン取付工事でよくある追加料金の原因が、ドレン管の長さにあります。ドレン管は業務用エアコンから出る水を排出するための管であり、取付工事でも欠かせない存在です。
オフィスや商業施設、店舗に取り付け工事をするとドレン管の長さが足りなくなる事例が多くなっており、少なくない割合で追加料金が発生します。また機種や壁掛形やビルトインなどのタイプによって求められるドレン管の長さも違っており、現場を直接見なければわからないのが、追加料金が発生してしまう理由です。依頼したときの概算見積もりでもはっきりとしないことも多くなっていて、業務用エアコンの取付け工事が終わってから追加料金の存在が明らかになるというわけです。取り付け工事業者の中には、一定の長さであれば無料対応してくれる場合もありますが、大抵の場合は追加料金が発生すると考えてよいでしょう。
追加料金なしで対応できるドレン管の長さは、約4mまでとなっており、それ以上になると別途負担が生じる可能性が高いです。またドレン管の長さの限界は10mほどとなっており、その長さを超えると務用エアコンの機能が発揮されないため、改めて別の取付場所を検討しなければなりません。