業務用エアコンの交換は耐用年数がポイント

オフィスや店舗に設置する業務用エアコンですが、交換のタイミングに迷うことがあるはずです。不具合が生じた場合、保証期間内であれば修理になりますが年数が経っていれば交換を考えることも必要です。ですが故障のように感じても簡単な清掃で問題が解決することもあるので、ここではその不具合は本当に故障なのか、また修理と交換のどちらがいいのかなど迷った場合の判断基準を紹介します。故障かもしれないと感じる状態にはいくつかありますが、そのひとつが電源が入らないときです。

そうした場合はまずリモコンの電池切の可能性とブレーカーが落ちていないかを確認します。エアコンクリーニング後に電源が入らない場合は水が残っていることがあるので、時間が経ってから再度確認が必要です。嫌な臭いがする、変な音がする、効きが悪くなったと感じる場合は掃除をします。改善するようであれば問題ないですが、改善しない場合は修理になります。

業務用エアコンの不具合ですが、年数が経っている場合は交換を視野に入れます。判断ポイントは10年以上経っている、電気代がかかるようになったと感じる場合です。一般的に業務用エアコンのメーカー保証は1年から5年、耐用年数は10年から15年とされています。保証期間内であればすぐに修理を依頼しますが、10年を超えるようであれば交換を検討します。

10年を超えて生じる不具合は、修理しても別の箇所が故障するといった状態が頻発する可能性があるので修理費用がかさむことになります。